2005年10月21日金曜日

菊花賞2

菊花賞トライアルが終了し、今週末の菊花賞出走馬がほぼ決まりました。
トライアルの結果は、またもやサンデーサイレンスの偉大が示されたものでした。



関東のトライアル・セントライト記念はキングストレイル(父サンデーサイレンス)が優勝。
関西のトライアル・神戸新聞杯はディープインパクト(父サンデーサイレンス)が相変わらずの強さを見せつけて優勝。健在振りをアピールしました。
神戸新聞杯の2~5着もサンデーサイレンス産駒が入り、層の厚さを示しました。


現状考えられるライバルは、神戸新聞杯の上位に食い込んだサンデーサイレンス産駒達でしょう。
他の路線から菊花賞を目指した馬も居ますが、目立った成績は残しておらず、今年の菊花賞はサンデーサイレンス産駒の戦いとなりそうです。


ディープインパクトのライバル登場かと思われた、セントライト記念の勝ち馬・キングストレイルの陣営は、早々に菊花賞を回避する意向を示し、無敗の三冠馬・ディープインパクト誕生の可能性が更に大きくなりました。


巷では既に三冠馬が誕生したかのような風潮が有ります。
某雑誌では、3ヶ月連続の「三冠馬ディープインパクト特集」をやると表明していました。


しかし、菊花賞は3000mの長丁場です。
大逃げで逃げ残る馬や、最後方からの末足勝負の馬も居ます。
例年、超スローペースになりがちですが、それ故、人気薄の逃げ残りが有り得ます。
何しろ、人気馬は大抵、後方で待機しており、他の馬は人気馬の動向を気にして、動くに動けない・・・等ということも有ります。
馬の適距離が3000mではない場合、呆れるほどの負け方をする場合も有ります。


しかし、サンデーサイレンス産駒がクラシックを走れるのは、今年と来年だけです。
サンデーサイレンスはまだ三冠馬を輩出していません。
サンデーサイレンスの実績を不動のものとするためにも、三冠馬・ディープインパクト誕生を期待しています。
(馬券はディープインパクト以外の馬の単勝が面白いと思いますが)